研ぎ屋の製作日誌 15
|
|
2010年1月 母の包丁を直して・・
|
(依頼)
|
今年の世田谷ボロ市出店のとき・・母が大切に使ってる包丁2本の
柄を直して欲しい・・と直接お持ち頂きました。
|
(製作)
|
包丁から壊れた柄を縦半分に割って取り外し・・依頼者の希望で腐
り難いローズウッドの柄を取り付け・・黒打ちの長崎産の刃を砥ぎ
上げた。
|
|
|
|
|
2010年1月 千代鶴の鉋・・・
|
(再会)
|
今年の仕事初めで・・千代鶴是秀の鉋に再会した。
骨董市仲間からの持ち込み品の中にあった一品だった、誇らしげに・・・
長運斎 是秀・・と彫り込まれた鉋・・昭和初期 石堂の鉋と共に出来と
切れ味で他の鉋の20倍の値段が付いた逸品だ
この長運斎是秀の鉋は・・今年の1月15・16日のボロ市 WAFTブース
でお披露目したいと思っています。
|
|
|
|
|
|
2010年1月 錆びた出刃と切れない包丁研ぎ・・
|
(依頼)
|
錆びた包丁と切れない包丁を研いで欲しい。
|
(研ぎ)
|
長いこと使われていなかった全錆びの出刃は、荒砥で一皮剥いて中砥
で刃先を整え、仕上げ砥で繊細な刃先を創る。他2本は使って次第に
切れなくなった包丁なので、中砥から砥ぎ上げました。
|
|
|
|
|
2009年12月 爪切りの再生・・・
|
(依頼)
|
主人の大切な爪切りで 針金を切って刃こぼれしてしまい・・ひどく
怒られてしまった! 再生して欲しい。
|
(再生)
|
切れるので有名なSUWADA(新潟)の爪切りは・・3次曲線の繊細
な研ぎが必要だ・・刃こぼれしたラインまで研ぎ上げ、両刃のスキマ
を無くしてから表刃を平面にして、その表刃の平面に裏刃を研いで
両刃が一点で交わる3次曲線に研ぎ上げた。
|
|
|
|
|
2009年12月 世田谷ボロ市のお知らせ
|
(イベント)
|
毎年恒例の 世田谷ボロ市 が12月15・16日と、来年1月15・16日に
開催されます。
我がWAFTが出してる古物骨董だけでなくお餅や衣類、焼き鳥や神棚
やキャラクターグッツまで600店以上出ていて1日では見切れないく
らいです。
|
|
|
|
|
2009年11月 包丁の腐った柄の交換・・
|
(依頼)
|
母が長いこと使っていて・・愛着のある包丁の柄が腐ってしまったの
で丈夫な柄に交換して欲しい。
|
(製作)
|
包丁の腐った柄をはずしてみたら・・内部はほとんど腐ってしまって
いた為・・依頼者の許可を得て、本体を少し削り柄の差込部を製作し
・・腐りにくいローズウッドの柄を付けて、差込口に水が染み込まな
い様に溶剤で固めて 母の包丁を復活だ。
|
|
|
|
|
|
|
Copyright © 2005 研ぎ屋
|