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研ぎ屋の製作日誌 13

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2009年8月 裁ち鋏の復活・・・
(依頼) 縫製工場の方から・・長い事使わなかった裁ち鋏を研いで欲しい。
(製作) 長い事放置されてた裁ち鋏達は・・全体の錆を落とし・・裏研ぎを丁
寧にしてから刃を研ぎ・・咬み合わせを調整し・・剥げた柄に黒塗料
を塗直し・・裁ち鋏現役の復活だ。
長い事放置されてた裁ち鋏達
全体の錆を落とし、裏研ぎを丁寧にしてから刃を研ぎ、咬み合わせを調整し、剥げた柄に黒塗料を塗直し、、、、
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2009年8月 古鉈を再生して使いたい・・・
(依頼) 浦和骨董市の常連顧客より・・この古鉈を研いで柄を付け、鞘も創っ
て欲しい。
(製作) おそらく竹割りに使ったであろう大鉈は、厚みがある両刃で柄を長く
すると重くて使い難いので 太めの堅い木で短柄にして 滑り止めの
瘤を付けた そして鞘は頑丈な木製にした。
おそらく竹割りに使ったであろう大鉈
太めの堅い木で短柄にして鞘は頑丈な木製にした。
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2009年7月 刺身包丁を渓流釣り用に改造・・・
(依頼) 群馬県の常連顧客から・・長い刺身包丁を渓流釣りで使い易くする為
に短くしたい。
(製作) 長い刺身包丁に顧客の好みのサイズにマジックで描いてもらい・・・
カットして形を整え全体を研ぎ上げて・・渓流釣り包丁の出来上がり。
長い刺身包丁に顧客の好みのサイズにマジックで描いてもらう。
カットして形を整え全体を研ぎ上げる。
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2009年7月 鉈の再生・・・
(依頼) 骨董市の常連顧客から・・骨董市で見つけた鉈を再生して山で使える
様にして欲しい。
(製作) 鉈に合った・・口金と堅木の柄を付けてから鉈本体を研ぎ出して、山
で邪魔に成らない革の鞘を創った。
骨董市で見つけた鉈
口金と堅木の柄を付けてから鉈本体を研ぎ出す。
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2009年6月 キャンプナイフ岳の製作・・・
(製作)

WAFTオリジナル・キャンプナイフの製作。
この世界に入って初めて自分様に創った・・岳・・と名付けたキャン
プナイフは、ハイス鋼を使い片刃で木を切るのに抜群の切れ味と使い
易さを持っていて・・創りは質実剛健だ。

それから18年ソレを観た顧客から依頼を受け何本も創ってるうち定
番になったナイフだ。ちなみに「岳」は当時6歳の息子の名の一字を
取って付けた・・その他の定番のナイフにも家族の一字を取って付け
てある・・・このシリーズも今は8タイプに成った・・・。

創りは質実剛健
創りは質実剛健
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2009年6月 忘れ去られた名品達の復活・・・
(依頼) 定期的に研ぎをしているクッキングスクールの包丁達の他に・・
昔 使っていた包丁達の研ぎもして欲しい。
(研ぎ) おそらく昭和30年代〜40年代に創られたこの包丁達は・・切れるが錆
るのを嫌われてハガネからステンレス包丁への転換期で、忘れ去られ
戸棚の奥に仕舞われていたのだろう・・でも、昔の鍛造品の錆は見た
目以上に深く無く、研ぎも時間が掛からず再生出来・・そして切れ味
は抜群だ。 これはステンレス包丁の比ではない。
切れるが錆る
切れ味は抜群
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2009年5月 酷い刃こぼれした鉈の再生・・・
(依頼) 笠間骨董市の常連さんから・・(石に当たったのか?)大きく刃が
欠けた鉈の再生をして欲しい。
(再生) 刃欠けの一番深い処まで(7mm)刃を削り上げ・・刃のラインを整
えてから全体を研ぎ上げた。
大きく刃が欠けた鉈
刃のラインを整えてから全体を研ぎ上げた
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