リメイクの現場はココ
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包丁・ハサミの研ぎ、刃欠け直し
持ち込みと送られてきたモノを研ぎます。
錆びたモノでも、研げば十分使えるものが多いです。
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< プロ用包丁の修正もやっています。 >
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☆出張研ぎは、都内・近郊まで、4,000円+研ぎ代です。
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No.200606
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浦和の骨董市に来る洋裁屋さんからの依頼
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(依頼)
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裁ちバサミの研ぎで、刃を絹生地裁断用に研ぎ直して欲しい。
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(製作)
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極細の絹糸の生地が裁断時に引き攣らぬ様に、通常の裁ちバサミより
3度ぐらい鋭角に刃付けをして、仕上げも刺身包丁用の5000番の砥石を使う。
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No.200604B
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洋包丁の腐った柄の付け替え依頼
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(依頼)
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大事にしてる洋包丁の柄が腐ってしまったので、使える様に直して
欲しい。・・・この宅配の荷を開けたら驚いた・・洋包丁に刺身包
丁用の白木の柄が無理やり無様に刺してあった・・・。
顧客に聞くと、流しの研ぎ屋に柄を付けて貰ったらこうなった。
との事、酷い仕事だ、共柄のグリップを細く削って事も在ろうに
洋包丁に和包丁の柄を刺してあったのだ。
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(製作)
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腐った細い柄を取り去り、新たに鉄板を溶接し共柄のカタチを創り、
丈夫な欅で握りを挟んでグリップを削り出し・・・基の美しい洋包
丁の完成だ。
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No.200603
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古刃物を生かす
浦和の骨董市に出ている仲間のオジサンから錆びた出刃を貰った。
良く観ると、「正本」と彫ってある。錆びてチビッテルがプロ用の出刃だ。
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(動機)
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捨てるのは勿体無いし、出刃に戻すのは芸が無い・・・
刃が分厚いからキャンプナイフに改造してみるか・・・。
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(製作)
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完全片刃の包丁のままでは木は削れないので、先を両刃・元を鈍
角の片刃に研ぎ直し、赤樫に鍛造の口金を付け目釘も付けた。バ
ランスを取る為グリップエンドに12mmのボルトを埋め込んで、
刃渡り15cmのキャンプナイフの完成だ。
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No.200510B
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獣医さんからハサミ研ぎの依頼
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(注文)
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トリミング用のハサミをプロ用の鋭い切れ味に研いで欲しい。
また、ガタが出たハサミの中央のネジを直して欲しい。
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(研ぎと調整)
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機械研ぎして甘くなってた刃先を手研ぎで鋭く研ぎ治し、
上下の刃先を合わせ先端の切れ味を回復させる。
また、ガタのでたネジ部には銅のスペーサーを噛ませ隙間調整して
ガタを無くし動きを良くした。
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No.200510A
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館林尾曳稲荷骨董市でお昼のお弁当を創ってくれる割烹料理店からの依頼
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(注文)
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新聞紙に巻いた30cmの出刃包丁の刃欠け直しと全体の修正
・壊れた柄の付け替えとコイツの鞘を創って欲しい。
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(製作)
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30cmの重い出刃に対して従来の白木柄では弱い為、特注のローズウッド
の柄を創り、中央の1.5mmの刃欠けを直し、峰の傷直しと共に全体の
バランス取りも行う。
大きすぎて持ち運びに危険を伴っていたので、これもひ弱な従来の白木で無く、
古茶箱の杉板を使い頑丈な鞘を創った。
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No.200508C
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柏・布施弁天骨董市に来る蕎麦屋の顧客から依頼
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(注文)
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柏の布施弁天骨董市に良く来る蕎麦屋から、前に創った蕎麦切より
もう少し重いやつを創って欲しい。材質は前のと同じ昔の鍛造鋼で
予算は30000円以内で・・・刃長300mm 重さは900g位が好いん
だが。
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(製作)
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素材は、昔ワラを刻む為の70cmと大型の押し切りを使い、手元
の厚手の処を30cm切り取って蕎麦切用刃付に研ぎ上げ、持ち手
を細めに削りケヤキの柄を被せ握りやすくした。昔の鍛造鋼は硬
さと粘りが有り刃持ちが良く研ぎやすく、刃先に麺が付き難いの
でプロのお気に入りだ。
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No.200508A
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クッキングスクールからの依頼
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(注文)
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クッキングスクールで使ってる包丁を送りますので研いでください。
包丁25本・右利き用・一般用研ぎでお願いします。
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(研ぎ)
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洋包丁とぺティナイフの25本、刃角をプロ用より少し起こして
刃持ちの良い研ぎにして、表面の傷錆びを砂研ぎで落とす。
砥石は1500番くらいで仕上げ。
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写真は研ぐ前の図です。
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WAFT 研ぎ屋 包丁・ハサミの研ぎ、刃欠け直し
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