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研ぎ屋の製作日誌 12

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2009年5月 海軍型電工ナイフのリニュウアル・・・
(依頼) WAFTのホームページを見て近所の方から・・骨董市で見つけた電
工ナイフをリニュウアルして欲しい。
(製作) 昭和30年代に創られたと思われる この海軍型電工ナイフは・・
峰がたたかれ変形し、例によってセンターピンも変形し刃を出しても
カタカタ動く状態だったのを太めのピンに入れ替え刃がピシッと出る
状態にしてから全体をリニュウアルした。
電工ナイフ
電工ナイフ
電工ナイフ
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2009年4月 笠間骨董市の案内です・・
(イベント) 5月2日(土)〜5月5日(火)の4日間 笠間骨董市が開催されます。
毎年5月と11月の2回 笠間の陶器市と共に骨董市もやっていて
ワーフトも毎年参加しています。 そこでは「道具の原点」であ
る刃物の魅力と研ぎを紹介していますので、暇な方は遊びに来て
下さい。
笠間骨董市
笠間骨董市
笠間骨董市案内図
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2009年4月 マキリの柄を交換・・・
(依頼) 漁師用マキリの柄を写真の海魚を捌くのに使いやすい様な柄に替え
て欲しい。
海魚
(作業) 海魚の油で滑りやすい丸い柄から・・少し長めのローズウッドの頑丈
な出刃用の柄に前後2本ずつ滑り止め溝を入れて、塩水で茎が錆びな
い様に付け根を樹脂で固めた。
海魚の油で滑りやすい丸い柄
少し長めのローズウッドの頑丈な出刃用の柄
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2009年3月 大型料理包丁の研ぎと鞘創り・・・
(依頼) 常連顧客より・・刀鍛冶(正義)の創った料理包丁を手に入れたので
・・そのメンテナンスと鞘を創って欲しい。
(製作) 刃が30cmを越す包丁は メンテナンスしても鞘が無いと危なくて
しょうがない・・全体の錆を落とし刃こぼれを研ぎ上げ・・厚さ10
mmの板2枚を使い包丁の刃の形に彫刻刀で彫り込み 2枚合わせて
頑丈な鞘を創った。
全体の錆を落とし刃こぼれを研ぎ上げ頑丈な鞘を創った。
刃が30cmを越す包丁は鞘が無いと危ない。
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2009年2月 刃欠け包丁の修正・・・
(依頼) 包丁の刃先を2cmぐらい欠いてしまったので直して欲しい・・。
(修正) 包丁の欠けた処まで 刃のラインを1cmぐらい磨り上げて形を整え
刃を研ぎ上げて 元の料理包丁の復活だ・・。
包丁の刃先を2cmぐらい欠いてしまった。
刃のラインを磨り上げて形を整え刃を研ぎ上げる。
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2009年2月 古い出刃包丁の活用・・・
(依頼) 骨董市の常連客から 古い出刃の刃を見つけたので これでキャンプナイフ
を創って欲しい。
(製作) 出刃を使ったキャンプナイフは元々は私のオリジナル改造ナイフで使いやす
く それを観た友人に何本も創っているお気に入りだ。
包丁然とした峰を鎬落しにして刃先だけを少し上げ両刃風に・・・。
収まりの良いポーチタイプのシースを創って・・はい完成。
古い出刃の刃
刃先だけを少し上げ両刃風に
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