古鉈の再生・柄と鞘の創り直し
田舎のおじいちゃんが使っていた大事な鉈が錆びていませんか?素材の良い昔の刃物は研ぎ直せばすばらしい切れ味が戻ります。
そのまま研いで、柄と鞘を創り直しても良いけれど、型を変えて、山やキャンプで使える大型ナイフに創り直して、使ってあげる事も道具の幸せでしょう。
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古鉈刃研ぎ :1,000円〜
古鉈刃欠け直し:2,000円〜
古鉈の再生 :素材の持ち込みで、15,000円〜
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☆ワーフトの完成品は、骨董市で販売しています。
完成品で20,000円〜
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鉈の柄の着けかえ | ・・・・・ | 3,000円〜 |
鉈の鞘造り | ・・・・・ | 3,000円〜 |
静岡の刃物マニアの方からの依頼
4本の刃物の左利き用の研ぎと皮シースを作って欲しい・・との依頼。
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(依頼)
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・古枝打ちの研ぎと口金・柄の交換及びそのシース創り。
・袋ナガサの左用の研ぎと肥後小刃のポケット付きシース創り。
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(製作1)
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古い枝打ち鉈を研いで、柄を本来の枝打ち用の長めの樫と頑丈な
口金を付け、出っ歯を収める特製シースを創った。
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(製作2)
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袋ナガサを鋭角の左用に研ぎ、厚手のヌメ皮の表を内側にして
表面に樹脂を塗りこみ、肥後ナイフシースが脇に留められる
ベルトを付けた。
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(依頼)
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佐治さんのウメガイを買ったのだが、使い難いので改創したいのと、
せっかく袋槍風になってるのでそこに刺せる杖とクサビも創って
欲しい。
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(製作)
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グリップから刃先へのラインを整え手にバリが当たらない様に削り、
刃の全体も砥ぎ直した・・・ら、なんと板目模様が浮き出て来た。
柄に刺す杖は私が10年位前に長野の山で切ったブナの杖を皮付きの
まま使い、目釘は古物の道具箱から見つけて合わせた。
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(依頼)
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おじいちゃんの使っていた鉈を直してキャンプで使いたい。
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(製作)
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おじいさんの思い出がいっぱいの鉈のイメージを壊さない様に、
叩かれて凹んだ峰を直し、欠けた刃を研ぎ直し、割れた柄をブナ
の自然木(私が10年前に田舎の森で切って来たモノ)を皮付きの
まま使用、腰に下げキャンプで動き易い様に皮の鞘にした。
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(動機)
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九州から骨董市に出ていた骨董屋が持っていたのが今回の竹割で、
切れそうだなーっと見ていたら「正国」と彫ってある・・・
同田貫だ・・ただし柄も付いていなかったが即購入。
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(製作)
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荒研ぎしかしてない刃先を仕上げ、使いやすい様に樫で曲がった柄を付け、
サイズがたまたま合った戦前の計算尺の革ケースにホルダーを付け鞘にした。
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正月に御買上げの竹割りの顧客から刃先のリファインと鞘作りの依頼
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(注文)
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刃の長さ24cmを22cmにして峰も少し削り軽くして欲しい、
ついでに木の鞘も造ってちょうだい。
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(製作)
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刃先と峰をいじったついでに峰を刀の峰の様に三角にして、
切っ先も少し鋭角にした。
鞘は刃を傷めない栓の木で造る。
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(注文)
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10年ぐらい前に買ったマキリの柄と鞘を創り変えて欲しい、
出来れば柄は鹿角・鞘は古木でお願いしたい。
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(製作)
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柄は希望で鹿角の曲がりを生かし鉈としても使える長さにして、
鞘は茶器の古木箱を使いホルダーに革を使用。
依頼者の里・宮城の山でキャンプして枝を切ったりキノコ狩り
したりしてるイメージで創った。
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(動機)
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数年前・・・北海道で鹿狩りをする度に、その肉とか角を持って
きてくれた猟師が亡くなった・・・その人の為に何度かマキリを
創ったが、その猟師の思い出に・・・もらった鹿角を使い、自分
の考える理想の山鉈を創る事にした。
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(製作)
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山で役に立つ刃物は、山道で邪魔な小枝を切り払う丈夫さと大き
さ・キャンプで包丁の役目もする繊細さと切れ味を持ったモノを
創ろう。
刃先は両刃の古鉈〈おそらく明治に造られた玉鋼の鉈〉をボウイ
ナイフ状に削り直し、柄にはもらった鹿角の基の処を使い、鞘は
鉈と同時代の茶器の木箱を使ってホルダーを皮で創った。
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