研ぎ屋の製作日誌 20
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(blog)
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研ぎ屋の製作日誌 ブログ
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2011年2月 鎧通しの小柄製作・・・
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(動機)
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個人所有の「鎧通し」に実用的な「小柄」を創ってみたくなった。
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(製作)
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通常の小柄は・・装飾的要素が強く柄は煌びやかで刃は貧弱でとても
木は削れない・・そもそも私が鎧通しが好きなのは、頑丈な1cmも
ある峰巾と25cmの刃長に日本刀の中で唯一 鉈の様な道具として
私が実用的と感じたからだ・・その鎧通し基鞘のサイズを測り・・ハ
イス鋼で片刃小柄を削り出し持ち手に槌目のアクセントを入て滑り止
めにした、これで「竹とんぼ」なんか簡単に創れるだろう・・。
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2011年1月 ウシコロシ(正式名・鎌柄・と云う位堅い木)の柄・・・
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(依頼)
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1月の世田谷ボロ市に持ち込みで来られた顧客から・・
折れた鉈の柄を交換して刃も砥いで欲しい。
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(再生)
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鉈の柄には、前年 笠間の常連顧客が自分の山から切って来た・・
ウシコロシ・・を多く仕入れていたので、正月サービスでこの鉈に
ウシコロシを付けてあげてから刃の砥ぎを入れた。
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2011年1月 亡き父の包丁を復活させたい・・
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(依頼)
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部屋を掃除してたら亡き父の錆びた包丁が出て来たので・・再生して
欲しい。
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(再生)
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錆びた3本の包丁はどれも柄が錆で浮いていた。
本体を研ぐ前に3本共柄の交換と再生を施してから・・本体の錆を落
とし刃を復活させた。錆を落とすと・・3本とも有次・正本・菊弘の
名が各包丁に刻み込まれた名品だった・・おそらく料理人だったろう
亡き父上の包丁がまた息子の代に復活した・・。
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2011年1月 矢立ての紙切小刀修理・・
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(依頼)
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近所の骨董仲間から・・矢立ての小刀が取れてしまったので修理と砥
ぎを頼む・・。
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(修理)
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矢立ての細い持ち手に筆と小刀が上下2段にピッタリ納まる昔の筆記
携帯グッツだが・・持ち込まれた矢立てには小刀が折れて別物が刺して
あり 当然細い持ち手には入らない状態だったのを 刃を整形し柄を
ロウ付 紙が切易い片刃に砥ぎ揚げ 柄にピッタシ小刃が収まって ま
た一つ骨董品が復活した。
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2010年12月 「世田谷ボロ市」のご案内・・・
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(イベント)
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恒例の「世田谷ボロ市」は2010年 12月15(水)・16(木)と・・
年明けの 2011年 1月15(土)・16(日)に開催
「世田谷ボロ市」にはバラエティに富んだ760もの店が出ますが・・・・・
WAFTも同じ場所で20年近く毎年出ていて・・煎茶道具と各種
刃物販売、そして簡単な砥ぎもその場で行ってますので・・
切れなくなった家庭用包丁も持ってきて下さい
1本500円〜1000円で即砥ぎますよ。
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2010年12月 そば切り再生・・
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(依頼)
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都内料理愛好家から・・そば切りの刃欠け直しと使いにくい柄を直し
て欲しい。
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(再生)
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大判のそば切りは欠けを直し刃とまな板に隙間無い様に砥ぎ上げ、
使うと指が痛くなるそば切り2本は、指の入る入り江を大きく削り直
し柄を前進させ、刃を砥ぎ上げた。
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