研ぎ屋の製作日誌 14
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2009年11月 フクロナガサの研ぎと鞘創り・・
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(依頼)
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岐阜のオーナーから・・フクロナガサを研いで欲しい、また製作日誌
に出ていた様な鞘も創って欲しい。
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(製作)
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既存の鉈は・・ほとんどがグラインダーで刃付けしてバフで仕上げを
している。これでも切れるが表面が波打ち砥石をあてるとノコ刃の様
に波打ってるのが良くわかる。まず通常通りにフクロナガサの刃を研
ぎ上げ・・山で邪魔にならないスリムで軽量で山歩きでもナガサがず
れ落ちないポーチタイプの革シース（鞘）を創った。
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2009年10月 笠間骨董市のお知らせ・・・
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(イベント)
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毎年春と秋に行う 笠間骨董市 が10月31日(土)〜11月3日(火)の4日間
開催されます。
わがＷＡＦＴの他多数の骨董屋が参加してますので、近くへおいでの
興味の有る方は覗いて観て来て下さい。当日ナイフや包丁の研ぎなど
も１本500〜1,000円で即やっちゃいますよ。
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2009年10月 先折れ牛刀の修理・・・
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(依頼)
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杜の都から・・先の折れた牛刀を直して欲しい。
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(製作)
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折れた牛刀の刃のポイントに合わせ、峰のラインが自然に見える様に
柔らかいラインで峰を削って形を整えて研ぎ上げた。
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2009年9月 折刀をマキリに・・・
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(依頼)
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愛知のアウトドアマンから・・・手持ちの折刀で左利きのマキリを
創って欲しい。
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(製作)
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折刀を使ったマキリ創りは・・10数年前から骨董市に来る鹿狩りや
猪狩をやってる猟師に何本も創っていて、獲った鹿肉や猪肉をよく
持って来てくれた（旨かったナ〜）・・軽くて使いやすく、木削り
から料理まで使える様に猟師達との語らいから出来た万能ナイフだ。
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2009年9月 珍しいアイヌマキリの研ぎと修理・・・
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(依頼)
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古代人の狩猟生活研究者から・・・手持ちのアイヌマキリを修理して
連休に山に入りキャンプで使って観たい。
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(修理)
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刃を入れてもカタカタしてしているアイヌマキリの鞘の内側を一度木
片で埋め改めて刃のサイズに空け直し、刃を研ぎ上げた・・このアイ
ヌマキリが山でどんな使われ方でどんな使い心地であるのか・・大変
興味が沸いた修理だった。
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2009年9月 めずらしい鉈鎌のメンテナンス・・・
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(依頼)
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和歌山の山林から・・・使っている鉈鎌の柄が壊れたので滑り止めの
ある柄を創って欲しい。
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(製作)
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鉈鎌で一日中枝打ちしても・・頑丈で使いやすく手に負担が掛からな
い様に・・少し太めのカシ材でグリップに滑り止めの指溝を彫り柄を
本体にリベットで固定して、鉈鎌の逆反りの刃を研ぎ上げた。
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Copyright © 2005 研ぎ屋
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